仁川から逃走したコロナ陽性の中国人、ソウル市内のホテルに潜伏していた
朝鮮日報 2023/01/05
中国から仁川空港に到着し、新型コロナの検査で陽性と判明しながらも隔離を拒否して逃走した40代の中国人が5日午後、ソウル市内で検挙された。仁川警察庁捜査課は同日午後0時55分ごろ、ソウル市中区のホテルに潜伏していた中国人(41)の身柄を確保したと発表した。
この中国人は3日午後10時すぎ、仁川市中区のホテル近くで、隔離を拒否して逃走した疑いが持たれている。
この中国人は3日に仁川空港第1ターミナルを通じて韓国に入国。直後に新型コロナの検査で陽性判定を受け、ホテルに隔離される予定だった。
ホテルの監視カメラには、バスが駐車場に到着した6分後にこの中国人がバスから降り、走り去る様子が収められていた。
この中国人はホテルから約300メートル離れた大型スーパーまで移動すると、タクシーに乗ってソウルに向かったという。現場には秩序維持要員も配置されていたが、逃走を阻止することはできなかったことが分かった。
警察は同日午後、この中国人を仁川に移送し、逃走した理由と移動ルートなどを調べている。