カナダ上空に小惑星が突入。地表に衝突する前に空中で爆発、崩壊

カナダ上空で爆発した小惑星2022 WJ1

spaceweather.com


小さな小惑星がカナダ上空で崩壊

spaceweather.com 2022/11/21

SMALL ASTEROID DISINTEGRATES OVER CANADA

11月19日、最近の歴史で 6回目となる、地球に衝突する軌道をもつ小惑星が発見された。

天文学者のデビッド・ランキン氏は、11月19日にアリゾナ州レモン山で定期調査を行っていた際、小惑星帯から入ってくる 0.7メートルの小惑星を発見した。 3時間後、その小惑星はカナダの上空で燃えて崩壊した。

小惑星が大気圏に突入した後、地上の気象レーダーは、地表から 850メートルの深さまで、崩壊しつつある小惑星の破片を追跡した。崩壊した小惑星の隕石は、オンタリオ州グリムズビーの東の地面に到達した可能性がある。

NASAの天体物質研究・探査科学部門によると、落下の大部分はオンタリオ湖に落ちたが、グリムズビーの東に小さな塊があり、マクナブの近くに大きな塊が見つかった可能性がある。

小惑星センターは、この小惑星を2022 WJ1 と命名した。