[塩野義が開発しているコロナ経口薬に、動物実験で胎児の奇形を誘発する副作用が確認される]という報道

 


塩野義のコロナ治療薬で胎児奇形の恐れ…開発に参加の韓国・日東製薬も株価急落

朝鮮日報 2022/04/13

日東製薬が日本の塩野義製薬と共に開発中の新型コロナ経口薬「S-217622」について、胎児に奇形を引き起こすリスクが日本での動物実験で確認された。このニュースを受けて韓国国税庁が日東製薬に対する税務調査を開始したことが伝わると、13日には同社の株価が急落した。塩野義製薬の株価も急落した。

この日、日東製薬の株価はストップ安で引けた。同社の株価は前日より29.92%急落して4万5200ウォンとなった。

株価が急落したのは、日東製薬が塩野義製薬と共に開発しているコロナ経口薬について、動物実験で異常反応が確認されたとのニュースが流れたのと同時に、国税庁が前日に税務調査を開始したとのニュースが伝わったのがきっかけだ。

日本のメディアによると、塩野義が開発しているコロナ経口薬は、動物実験で胎児の奇形を誘発する副作用が確認された。

塩野義は今年2月、臨床第2相試験の結果を基に、厚生労働省に緊急使用承認を申請。問題になったのは、妊娠したウサギを対象とした実験で、薬を投与したウサギの胎児から奇形を誘発する異常反応が確認された。動物実験では、副作用を正確に確認するために、人に投与するよりもはるかに高い濃度の薬物を投与する。