(※) 子どもの39℃でうろたえてどうする。
[参考記事] 熱を下げてはいけない : 感染症の治癒メカニズムが人体で発動するのは「体温が《38.5℃以上》に上がったときのみ」であることが中国科学院の研究で判明 (In Deep 2019/01/19)
コロナの疑問「療養中に子どもが発熱したが市販薬の対応で大丈夫?」「陽性直後でも濃厚接触者として待機に?」医師が解説
MBS 2022/02/08
2月7日の毎日放送『よんチャンTV』では、新型コロナウイルスに関する視聴者から寄せられた質問について、医師でもあり公衆衛生に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授に答えていただきました。
【質問】コロナ陽性で療養中、娘も39℃の熱が出ました。保健所とは連絡が取れず、私が病院に連れて行くこともできません。勝手に市販薬を飲ませていいのでしょうか?
(大吉洋平アナウンサー)
「勝田先生によりますと、対症療法なので問題はあまりないということなんですね」
(勝田吉彰教授)
「はい。一般的な解熱剤とかそういうものですから、それをまず飲んで問題があるということはないです。そのこと自体は問題ないが、お子様の場合は脱水に特に注意しないといけない。もちろん大人でも大事です。大人でも大事だけれども、それ以上にお子様は熱が出るということ。あるいは様々な炎症反応で脱水になっているんだけど、そのことをちゃんと大人側から気をつけていないと、それがわからなくて進んでしまってさらに全身の状態が悪いということが起こってしまう。特に、ぐったりしたら脱水ということなんですが、水が飲めなくなったらね、いくら飲め飲めと言ってもそれは無理なので、どこかで受診をしてもらう。もちろん近くの医療機関ですぐに点滴してくれるんだったら別に救急車まではいらないかもしれないけれども、全くあてがないのだったらちょっと相談してほしいっていうことですよね」
(大吉アナウンサー)
「パルスオキシメーターがあれば測って、数値が低下してきたら救急車ということですね。先生、どれぐらいになったら危ないのでしょうか?」
(勝田教授)
「数値が95を下回ったらということなんですけれども、まずはそこで考えてください。そして90を下回ったら、もうこれ絶対、救急車ですよね。数値が低下してきたときの体のサインや症状というのは、例えば唇が真っ青になるとか、真っ青までいかなくても色が変わり出したり、顔色とか爪とかそういうところで変色する。チアノーゼっていうんですけども、チアノーゼまでいかなくても顔色がおかしくなり始めたり、いつもの様子と違うなと思ったら注意してほしいです」
(大吉アナウンサー)
「緊急の場合はためらわず救急車を呼ぶというのも一つの判断だということですよね」