ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアの石油精製所への長距離攻撃の拡大を宣言

以下の記事にも書きましたが、本当に泥沼ですね。

泥沼の相互インフラ攻撃戦争へと:ウクライナがロシアの電力網を攻撃し、エネルギー網に甚大な被害
地球の記録 2025年10月25日





ゼレンスキー大統領、ロシアの石油精製所への長距離攻撃の拡大を宣言

zerohedge.com 2025/10/28

Zelensky Declares Expansion Of Long-Range Attacks On Russian Oil Refineries

ゼレンスキー大統領は、英国に駐在する欧州同盟国に対し、ウクライナは戦況を変えるために十分な長距離兵器を早急に必要としていると訴えた数日後、月曜日 (10月27日)にロシアの製油所への攻撃を拡大する意向を表明した

ゼレンスキー大統領はスタッフとの会合後、「我々は一定期間における長距離攻撃の有効性と成果を検証した。ロシアの石油精製業はすでに戦争で目に見える代償を払っており、今後さらに払うことになるだろう。我々は長距離能力の活用範囲を拡大する任務を設定した」と述べた。

このことから、ウクライナが米国の承認を得てトマホークミサイルを入手する場合、同ミサイルをどのように使用するかは秘密ではないことが明らかだ。しかし、トランプ大統領は今のところ抵抗しているようだ。

ここ数ヶ月、ウクライナによるロシアのエネルギー施設や石油貯蔵施設への長距離ドローン攻撃が、ほぼ毎晩のように繰り返されている。ドローンは小型であるため防御が非常に難しく、大規模な波状攻撃で標的を攻撃するケースが多く見られる。

最近、メディア筋によると、トランプ大統領のホワイトハウスは、ロシアのエネルギー資源に対するこれらの長距離攻撃に関連して、ウクライナに積極的に情報支援を行っているという。しかしながら、トランプ大統領がトマホークを承認したという兆候はまだ見られない。

最近、ロシアはウクライナ首都圏への攻撃を拡大しており、民間の製造企業も攻撃を受けているとの報告もある。

交戦国双方によるエネルギー・製造拠点への攻撃は容赦ないようだ。しかし、ウクライナにおいては、ロシアは黒海の艦艇から発射されることが多い弾道ミサイルに加え、軍用機も活用できるという優位性を持っている。