米国のインフルエンザによる死亡率とインフルエンザワクチン接種率の推移

年代の文字が小さくて見えにくいかもしれないですが、アメリカのインフルエンザによる死亡率(赤いライン)は、1918年から 1920年(スペインかぜ)の時期は別として、1940年代から急激に下がっています。結局、「栄養状態と衛生状態が良くなった」ということが、ほぼすべての理由なんでしょうね。他の国も同様だと思います。

米国のインフルエンザによる死亡率とインフルエンザワクチン接種率の推移
(1900-2020年)

Denis Rancourt

インフルエンザワクチン接種率(青いライン)は、 1980年代から急速に上昇していますが、その効果については、グラフが示す通りです。ほぼナッシング。まあ、特に悪化もさせていないですけれど。