中国もアメリカも結局「へたれ」の世界のようで(特に中国には失望した)、なら、もうもうどんどんディストピアに行っとくれ。蒙昧な合理主義者だらけの世の中。
トランプ氏、米中通商協議で「合意成立」-両国首脳の承認待ち
bloomberg.co.jp 2025/06/11
米国と中国の代表団はロンドンで行った貿易協議で、貿易摩擦の緩和に向けた暫定的な計画で合意に達した。世界の2大経済大国の間で重要な物品の流れを再開させるもので、両国首脳の承認を待つことになる。
トランプ米大統領は11日、中国との間で貿易に関する枠組みで合意が成立したと述べ、合意内容には中国がレアアース(希土類)を「先行して」供給する取り決めや、中国人学生による米大学への留学に関する内容が盛り込まれていることを明らかにした。
トランプ氏は、ソーシャルメディアに「中国との合意は成立した。あとは習近平国家主席と私の最終承認を残すのみだ」と投稿。同氏はさらに、米国の関税率が「合計で」55%になるとも述べたが、それ以上の説明はなかった。
中国商務省にコメントを求めたが、まだ返答は得られていない。
米中は先月スイスのジュネーブで合意した内容を実行に移す方法を巡る枠組みで合意。中国商務省の国際貿易交渉代表を務める李成鋼次官は「率直で踏み込んだ」交渉が行われたとし、米中の代表団が今回の提案をそれぞれの首脳のために持ち帰ると述べていた。
ラトニック米商務長官は、「最初にネガティブな要素を取り除く必要があった」とした上で、「今後は前向きな貿易、成長する貿易を目指して進んでいける」と発言。中国によるレアアースや磁石の輸出に関する問題が、「この枠組みの実施によって確実に解決されると全面的に期待している」と述べた。