二十代によく聴いていた曲(35) ザ・トラッシュメン – サーフィン・バード (1963年)

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

The Trashmen – Surfin Bird(1963)

1987年くらいのとき、私は 23歳前後でしたか、スタンリー・キューブリック監督の「フルメタルジャケット」という映画が公開されまして、当時の私は昼間はいろいろとあって、オールナイトで観に行ったのです。

東京の歌舞伎町の映画館でした。

オールナイトもいろいろとありますが、名画座じゃない場合は、当時は、大抵が「朝まで3回くらい同じ映画が繰り返し上映される」というようなものでした。

それで観たのですけれど、面白いのは面白いのですけれど、何より音楽に感銘を受けまして。

おおむね、どれもいい音楽でしたが、その中でかかった曲のひとつが大変に印象に残りまして、結局、その後、フルメタルジャケットのサウンドトラックを購入する始末でしたが、その印象に残った曲というのが、「サーフィン・バード」という曲でした。

この曲は、それ以前に、ジョン・ウォーターズ監督の「ピンク・フラミンゴ」という映画で使われていて、それを観たときにも印象的だったのですが、ピンク・フラミンゴのような悪趣味映画ではなく、フルメタルジャケットのようなベトナム戦争で使われていたのが印象的でした。

フルメタルジャケットでこの曲が使われていたシーン

まあ、それで、フルメタルジャケットのサウンドトラックでこの曲を聴けたのはよかったのですが、その後、何十年かして、YouTube が世に出てきた時に、そのバンドのライブ(?)の映像を見たのでした。

それが以下でした。ライブのように見えますが、レコードの音源そのままです。

普通にガイの基地かよ」と思った次第ですが、1960年代って、いろいろあって、いいなあとも思いました。

今でもこの曲はたまに聴きます。

フルメタルジャケットは、他にもいい曲が多い映画でした。