イタリアの人口危機は出生数が過去最低を記録し悪化
reuters.com 2025/03/31
Italy’s demographic crisis worsens as births hit record low
イタリア国立統計局(ISAT)は 31日、出生数が過去最低を記録し、移民が加速し、人口減少が続く中、イタリアの人口危機は深刻化するとの見通しを示した。
2024年に生まれた赤ちゃんの数は 37万人で、16年連続の減少となり、1861年の統一以来最低の数字となった。
統計局によれば、2023年より 2.6%減少し、イタリアで出生数が増加した最後の年である 2008年より 35.8%減少した。
出産可能年齢の女性一人当たりが産む子どもの平均数を測る出生率も、人口安定に必要な 2.1を大きく下回る 1.18と過去最低に落ち込んだ。
出生率のこれまでの最低記録は、1995年に記録された女性 1人当たり 1.19人だった。
イタリアの出生率の低下は国家的な緊急事態とみなされているが、ジョルジャ・メローニ首相や前任者たちが出生率を優先すると約束したにもかかわらず、今のところ出生率の低下を食い止めることができた者はいない。
2024年に記録された死者数 65万1000人は 2019年以来最低となり、COVID-19パンデミック前の水準に戻った。
2024年の死亡者数は出生者数を約 28万1000人上回り、人口は 3万7000人減の 5893万人となり、10年にわたる傾向が続く。
2014年以来、イタリアの人口は 190万人近く減少している。