ウクライナがドローンで首都を攻撃。その時、トランプ大統領の特使がモスクワにいた
zerohedge.com 2025/03/15
Trump’s Envoy Was In Moscow As Ukraine Attacked Capital With Drones
3月11日のモスクワへの攻撃後。
モスクワは今週 2度目となるウクライナの無人機攻撃の標的となり、ロシア国防省は首都近郊での攻撃で少なくとも 4機の無人機が撃墜されたと発表した。
落下した破片により大きな被害が発生し、救急隊が出動したが、負傷者の報告はない。しかし、広く出回っている画像には、モスクワ市内および近郊のアパートや住宅の被害が写っている。
この攻撃は、ロシア南部クラスノダール地方を直撃し、黒海沿岸のトゥアプセ石油精製所で大規模な火災を引き起こした。3月11日のドローン攻撃では 3人が死亡した。
クラスノダール地方のヴェニアミン・コンドラチェフ知事は声明で、ロシア最大級のこの施設で大規模な火災が 1,000平方メートル以上に広がったと述べた。
このウクライナからの新たな攻撃により、ロシア全土で一晩のうちに 6つの地域で合計 32機のドローンが迎撃された。ウクライナ政府は、一連の攻撃が「ロシアの予算に多大な損害を与え、ウクライナ戦争の資金調達能力を低下させ、ロシア軍の軍事力を弱めた」ことを認めた。
重要なのは、トランプ大統領特使のスティーブ・ウィトコフ氏がまだモスクワ滞在中にこの攻撃が発生したことだ。
ウィトコフ氏は金曜日、停戦協定を手にすることなくモスクワを出発した。
しかし現実は、ウクライナが文字通りドローンでモスクワを攻撃する大胆さを見せたとしたら、それはゼレンスキー氏がこの短期的な停戦の維持に興味がないことを示す明らかな兆候だ。