ここ数日、コンゴ民主共和国のニュースが多いですね…。
・コンゴ民主共和国:「未知の病気」に数百人が感染し、53人が死亡
・コンゴ民主共和国で反政府勢力が第2の都市を制圧。地域全体の戦争につながる可能性
アフリカの国でISISと連携する過激派がキリスト教徒70人を斬首、世界は沈黙
FOX NEWS 2025/02/22
70 Christians beheaded in African country by ISIS-aligned militants, groups say; world mostly silent
2025年2月20日、犠牲者をブカブのムシギコ墓地で集団埋葬する最中に、コンゴ赤十字のメンバーが遺体の入った遺体袋を運んでいる様子。
キリスト教徒への迫害を監視する複数の団体によると、コンゴ民主共和国(DRC)でイスラム過激派がキリスト教徒 70人をマチェーテや大型ナイフで斬首したが、世界は依然として沈黙を保っている。
世界中のキリスト教徒迫害を監視している米国オープン・ドアーズによると、70人のキリスト教徒は最初、テロ組織イスラム国(ISIS)と関係のある組織、民主同盟軍(ADF)のイスラム反乱軍によって一斉に捕らえられた。
伝えられるところによると、ルベロ地区出身とされるキリスト教徒たちは、2月13日の早朝、反乱軍が「出て行け、出て行け」と叫ぶ中、自宅から追い出されたという。
彼らは人質に取られ、カサンガ村の小さなキリスト教会に移された。そこで、それまで聖域と考えられていた建物の中で、彼らはまず縛られ、その後 70人全員が斬首されたと団体は述べている。
国際テロ対策基金(GFATF)によると、地元コミュニティ保護委員会のコーディネーターであるヴィアニー・ヴィツワンバ氏は「教会で 70体の遺体が発見された。彼らは縛られていた」と語ったという。
情報筋によると、地元のイスラム過激派はキリスト教指導者らに死者の埋葬を約 5日間許可しなかったという。
オープン・ドアーズUSは、コンゴ民主共和国に住む人々の 95%がキリスト教徒であると報告している。
しかし、イスラム主義の ADF は、紛争が続く同国の北東部にあるこのコミュニティをイスラム教のカリフ制国家に変え、キリスト教徒が多数を占めるこのコミュニティに過激なイスラム教の慣習を強制しようとしているとアナリストらは述べている。
しかし、殺害の衝撃的な性質と殺害された人の数が多いにもかかわらず、メディアではほとんど報道されていない。
アメリカの政治評論家リズ・ウィーラー氏は、 X に投稿し、「 70人のキリスト教徒の男性、女性、子供が、キリスト教徒だからという理由で斬首された。彼らの首を切断された遺体は教会に放置された。彼らを殺害したテロリストは. ISIS とつながりがある。主流メディアはどこに怒りを感じているのか? 彼らがキリスト教徒だからという理由で沈黙しているのか?」と書いた。
また、コンゴ民主共和国北東部では、ルワンダの支援を受けた M23反乱軍が、ルワンダ国境の主要都市ゴマを制圧した後、 2月21日に同地域第 2の都市ブカブに侵入したと報じられている。