イスラエル軍がレバノン南部で13歳の少女を殺害





イスラエル軍、レバノン南部で13歳の少女を殺害、数人を誘拐

The Cradle 2025/02/16

Israeli troops kill 13-year-old girl, kidnap several in south Lebanon


殺害された13歳のハディージャ・アトウィさん(右の少女)。

2月16日、イスラエル軍はレバノン南部で13歳の少女を殺害、数人を負傷させ、誘拐した。イスラエルが同国から軍を撤退させる期限の 2日前だった。

イスラエル軍は南部ホウラ村で 13歳のカディジャ・アトウィさんに発砲した。レバノン国営通信社(NNA)によると、他にも数人が負傷し、少なくとも 3人がイスラエル軍に拉致された。

ホウラで誘拐された人の中には救急隊員も含まれていた。

イスラエルによるレバノン民間人への新たな攻撃は、以前に避難していたホウラの住民がレバノン軍の検問所と占領軍が設置した土塁を越えて村に入ったときに起こった。

2月16日早朝、イスラエル軍は南部の町マルワヒンでブルドーザーを空爆した。イスラエル軍はまた、クファル・ハマムとアル・ハバリエでも家屋やインフラの爆破を続けている。

イスラエル・ハヨム紙によると、イスラエル軍は今後 2日以内に南レバノンから全面撤退する準備を進めている。

他のヘブライ語の報道によると、イスラエルは撤退期限の 2月18日以降もレバノン領内の 5つの地域の支配を維持する計画だという。

イスラエル軍は当初、1月末に撤退する予定だった。しかし、レバノン軍が適切な展開をせず、リタニ川南方のヒズボラの施設を解体するなど合意に基づく義務を果たさなかったというイスラエルの主張により、米国の支持を得て停戦実施期間は 2月18日まで延長された。