北朝鮮軍が、多大な損害を受けウクライナ前線から撤退という報道





北朝鮮軍、多大な損害を受けクルスク前線から撤退というニューヨークタイムズの報告

zerohedge.com 2025/02/01

North Korean Troops Retreat From Kursk Front Line After Heavy Losses: NYT

匿名のウクライナと米国の当局者はニューヨークタイムズ紙に対し、ロシアのために戦っていた北朝鮮兵士が、昨年 8月からウクライナが国境を越えた地上攻撃を展開していたクルスク地域の前線から、多大な損失を受けて撤退したと語った。

ロシア軍を支援するために、金正恩氏が約 1万1000人の北朝鮮人を派遣したことは広く報道された。

これまでのところ、報道によると、外国軍はウクライナ軍が部分的に占領しているロシア南部の領土にのみ配備されているという。

「北朝鮮軍と戦ったウクライナ軍は、彼らを勇猛果敢な戦士と評している。しかし、部隊の混乱と ロシア軍との連携の欠如により、死傷者が急増したとウクライナ当局者は語った」と当局者はニューヨーク・タイムズ紙に主張した。

「ウクライナ当局と前線部隊によれば、北朝鮮兵士は戦場に到着して以来、自力で戦うしかなく、装甲車両をほとんど持たずに前進し、再編成や後退のために立ち止まることはほとんどなかった」と報告書は述べている。

これらはいずれも独自に検証できるものではなく、過去には西側諸国とウクライナの当局者がニューヨーク・タイムズ紙に匿名で寄せたこのような発言を戦時プロパガンダの推進に利用したことがある。

しかし、北朝鮮とロシアの軍隊が戦場で連携するのに苦戦する中、両軍の間には混乱やコミュニケーション不足、経験不足の兆候がいくつか見られた。

北朝鮮はまた、主に歩兵を送り込んでおり、装甲車や重火器を備えた支援部隊は送っていない。

このため、北朝鮮軍はより脆弱になり、ロシアの同盟国に全面的に依存することになる。また、地雷や小型ドローン攻撃にもさらされることになる。

しかし、北朝鮮はプーチン政権を支援するために「最も訓練された特殊部隊」を派遣したと示唆しており、 「今後 2カ月以内」に追加の増援が予定されているとニューヨーク・タイムズが先週報じた。