8倍…。
日本、サウジ産原油の大幅値上げに直面
arabnews.jp 2026/04/09

サウジアラビアの石油会社アラムコは、5月のアジア向け原油出荷のプレミアムを4月比で約8倍に引き上げると、日本の日経新聞が報じた。
この決定により、イラン戦争による供給制約が緩和されたとしても、価格は高止まりすると予想される。
主力原油であるアラブライトのプレミアムは、4月より17ドル高い1バレル19.50ドルに設定され、2010年2月までのデータでは最高値となっている。
日本のエネルギー会社がサウジアラビア産原油の長期契約に基づき支払う価格は、指標となるドバイ原油とオマーン原油の前月の平均価格から算出される。この価格は、サウジアラビアが市況に応じて上下に調整する。
過去最高のプレミアムは、5月に出荷され、6月にほぼ日本に到着するものに適用される。ベンチマーク原油価格が下落しても、このマークアップによってアジアの買い手はより高い価格を支払うことになる。
日本の経済産業省が発表した数字によると、サウジアラビアは2月に日本の原油輸入量の約半分を供給した。
ホルムズ海峡が開通する可能性があるとしても、中東からの原油供給はすぐには回復せず、プレミアムは高止まりするだろう。
中東産原油に依存している日本のような買い手にとって、他の供給者に切り替えることは難しいだろう。現在、アラブ首長国連邦やカタールなど他のアラブ湾岸諸国からの輸出はほぼすべて阻止されており、サウジ産原油の需要を押し上げている。