ロシアの科学者が、5Gへの曝露がラットの「脳に重大な変化をもたらす」ことを発見





ロシアの科学者が5Gに関する驚くべき発見をした

RT 2024/11/18

Russian scientists make alarming 5G discovery

携帯電話の放射線が実験用ラットの脳組織に変化をもたらした

ロシアのトムスク国立大学の科学者チームによると、5Gの放射線スペクトルへの制御された曝露により、実験用ラットの脳組織に変化が生じたという。

5G携帯電話インフラの導入以来、その潜在的な健康影響について懸念が高まっている。国際がん研究機関は、5G無線周波数電磁場(RF-EMF)を「可能性のある」ヒト発がん物質に分類しているが、いずれにしても決定的な研究結果は出ていない。

トムスク国立大学の科学者たちは、外部刺激に対して人間と似た反応を示すことから科学者に好まれている雄のウィスターラットで実験を行った。

彼らは 3つの異なる年齢グループ、すなわち 5~ 6週齢のラット (人間の青年期に相当)、10~ 11週齢のラット (人間の 40歳以上の成人)、および 17~ 18週齢のラット (人間の 65 歳以上) をテストした。

すべてのラットは、人間の寿命の約 4年間に相当する 5週間、5G無線周波数電磁場の周波数にさらされた。

研究では、放射線にさらされたラットと対照群の間に外見上の変化は見られなかった。

「しかし、5Gアンテナにさらされた後のラットの脳組織をより詳細に研究したところ、抗酸化物質と酸化物質の比率に大きな変化が見られた」と主任研究員のナタリア・クリヴォワ氏は述べた。

これらの変化がネズミの認知能力に良い変化をもたらすのか悪い変化をもたらすのか、あるいはネズミの体が何らかの形でその混乱を補うのかはまだ不明だとクリボワ氏は付け加え、このテーマについてさらなる研究が必要だと訴えた。

同大学によると、トムスクの研究は科学者がケージに入れられたげっ歯類の放射線吸収率を測定できた初めての研究だという。

この研究は、5G電磁場による健康リスクの可能性について国民が懸念している疑問に対する科学的かつ客観的な回答を得るために世界保健機関(WHO)が開始した国際電磁場プロジェクトの一環だ。

クリヴォワ氏によると、次の研究段階では、資金が確保できれば、メスのラットを研究し、5G放射線が子孫にどのような影響を与えるかを調べる予定だという。