8月5日の株価下落は1987年のブラックマンデーを超え、過去最大

このNHKのタイトルには「米経済減速懸念」とありますが、そんなことで、こんなことにまではなり得ません。将来的にこの下落に名称がつくのなら、「日銀ショック」でしょうか。





株価 4451円余下落 終値で過去最大の値下がり 米経済減速懸念

NHK 2024/08/05

週明けの5日の東京株式市場は、アメリカの景気減速への懸念や円高の進行を受けて全面安の展開となり、日経平均株価の終値は4400円を超えるかつてない急落となりました。世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて過去最大の下落幅を記録しました。

5日の東京株式市場は取り引き開始直後から全面安の展開となり、午後に入ると売り注文は一段と膨らみました。

日経平均株価は午後2時50分過ぎには4700円以上値下がりし、かつてない急落となりました。

先週2日に発表されたアメリカの雇用統計の結果が市場の予想より悪かったことからアメリカの景気減速への懸念が一段と強まったことに加えて、東京外国為替市場で急速に円高が進んだことで、輸出関連の銘柄などでも売り注文が膨らみました。

▽日経平均株価、5日の終値は先週末の終値より4451円28銭安い、3万1458円42銭となり、世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円48銭を超えて過去最大の下落幅を記録しました。

▽東証株価指数、トピックスは310.45、下がって2227.15。

▽1日の出来高は40億8980万株でした。

市場関係者は「午後に入ってからは相場の混乱をチャンスとみた投機筋の動きもみられ、株価は一段と下落した。さらに、緊迫化する中東情勢も株価下落の要因となっていて、日経平均株価とトピックスはともに終値として年初来の安値をつけた」と話しています。