イスラエル議会、パレスチナ人を標的とした死刑法案を可決
aljazeera.com 2026/03/30
Israel’s parliament passes death penalty bill targeting Palestinians

パレスチナ人とイスラエル人の活動家たちが、イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ベイト・ジャラ近郊で、当時草案段階だった、イスラエル市民殺害で有罪判決を受けたパレスチナ人に死刑を義務付ける法案に反対する抗議集会を12月に開催した。
イスラエル議会は、物議を醸す一方的な法案を可決した。
この法案は、軍事法廷に対し、 「テロ行為」でイスラエル人を殺害した罪で有罪判決を受けたパレスチナ人には死刑を科すよう指示する一方で、パレスチナ人を殺害した罪で有罪判決を受けたユダヤ系イスラエル人には同じ刑罰を科さないというものだ。
30日以内に施行されるこの法律は、月曜日に120議席からなるクネセト(イスラエル議会)で、ベンヤミン・ネタニヤフ首相を含む62人の議員によって承認された。反対票は48票、棄権は1票だった。
この法案の可決は、イスラエルの極右勢力にとって大きな勝利を意味する。国家安全保障大臣のイタマル・ベン=グヴィルは、自身の率いるオツマ・イェフディット(ユダヤ人の力)党とネタニヤフ首相との連立合意における主要条件の一つとして、この法案の成立を推進してきた。
パレスチナ自治政府は、この法案を「パレスチナ人民に対する戦争犯罪」と呼び、ジュネーブ第四条約、特に「個人に対する保護と公正な裁判の保障」に違反していると述べた。
イスラエルによるガザ地区のパレスチナ人に対する虐殺が続く中で導入されたこの新法は、 イスラエル国民ではないヨルダン川西岸地区のパレスチナ人だけを裁く軍事法廷に対し、イスラエル人に対する致命的な攻撃に対して厳罰を科すよう指示している。