2015年にアメリカ空軍が公開した「壊滅的なポールシフト」という論文

 

71ページもあります。その概要です。


CATACLYSMIC POLARITY SHIFT


壊滅的な極性変化 – 米国の国家安全保障は次の事態に備えているだろうか

AIR UNIVERSITY 2015年12月

CATACLYSMIC POLARITY SHIFT – IS U.S. NATIONAL SECURITY PREPARED FOR THE NEXT GEOMAGNETIC POLE REVERSAL?

概要

地球の核は、過去 400年間で地磁気の強さが 40%低下するなど劇的な変化を経験しており、衛星観測では磁場が以前の計算より 10倍の速さで弱まっていくことが示されている。

これらの変化は、地球の北磁極と南磁極が逆転する「地磁気極性反転」として知られる一般的な地質学的現象の前兆だ。 地磁気の極性の反転は磁場の強度を大幅に低下させるため、太陽風の地球の大気および生物圏との相互作用が大幅に増加する。

この研究の目的は、米国が次の地磁気極性の逆転によって生じる国家安全保障への影響に対して準備ができているかどうかに答えることだ。

この報告書は、極地逆転の概要から始まり、電力網などのインフラ分野から国家の対応能力に至るまで、6つの評価基準を用いて極地逆転が米国の国家安全保障に及ぼす影響を評価している。

この研究では、極性転換期における太陽および宇宙放射線の増加と宇宙悪天候の脅威が米国の国家安全保障に及ぼす影響を評価した。

そして、この研究は、米国は地磁気極性の逆転と宇宙の悪天候の両方に対して備えができていないと結論付けた。 さらに、米国は地球科学と地磁気の研究への資金提供を怠ってきた。

この結論に基づいて、研究は、地球科学と地磁気への資金を増やし、国際的な地磁気イニシアチブの先頭に立ち、国家レベルでの対応、回復、リスク計画を策定し、極反転によってもたらされる脅威に備えた国家インフラを準備することを推奨する。