イスラエルがヒズボラ司令官を暗殺

 

(参考記事)レバノンのヒズボラが、イスラエルの航空監視基地を62発のミサイルで猛攻撃
BDW 2024年1月7日


イスラエル、レバノン南部でヒズボラ司令官を暗殺

PRESS TV 2024/01/08

Israel assassinates Hezbollah commander in southern Lebanon

レバノン抵抗運動ヒズボラの上級司令官が、レバノン南部に対するイスラエルの空爆で暗殺された。

ウィサム・ハッサン・アル・タウィル司令官は 8日、キルベット・セルム村で彼を輸送していた車両に衝突し死亡した。

司令官はヒズボラの精鋭ラドワン地上軍に所属していた。

イスラエルは 10月初旬以来、包囲されたガザ地区への地上侵攻に必死になっている。イスラエル政権はガザ地区で何の目的も達成しておらず、にもかかわらず 2万3000人以上のパレスチナ人を殺害している。

レバノン南部もそれ以来、ヒズボラとイスラエル軍が国境を越えて毎日のように銃撃戦を繰り広げており、緊張が続いている。

8日には、マジダル・セルム村に対するイスラエル軍の空爆で、別のヒズボラメンバーも殺害された。

ヒズボラはすでに、この地域でのさらなるエスカレーションがもたらす結果についてイスラエルに警告している

ヒズボラのサイード・ハッサン・ナスルラ事務総長は、占領政権に対するレバノン抵抗運動の作戦が「非常に疲弊している」ため、イスラエルはレバノン南部で被った「多大な損失」を隠蔽していると述べた。

イスラエル軍は、メロン山にある戦略的空軍基地が最近のヒズボラによるミサイル攻撃で「深刻な被害を受けた」ことを認めた。

これは、イスラエルが1月2日にベイルート南郊外のダヒエでパレスチナ抵抗運動ハマスの副指導者サレハ・アル・アロウリ氏を暗殺したことを受けてのヒズボラによる報復攻撃だった。