ガザ地区のパレスチナ人の死者数が1万5000人を超える。死者の70%が子どもと女性

「ガザで数千人の遺体が瓦礫の下に閉じ込められたまま」だというガザの民間防衛部隊の未確認の報告も報じられています。


ガザ戦争でこれまでに15,523人が死亡したと、ハマス保健省が発表

alarabiya.net 2023/12/03

Gaza war killed 15,523 so far, Hamas health ministry says

ハマス主導の保健省は12月3日、イスラエルとの戦争開始以来、ガザ地区で 1万5523人が死亡したと同省報道官のアシュラフ・アルクドラ氏が発表した。

イスラエルとガザを運営する過激派組織ハマスとの間の戦争で死亡したパレスチナ人の 70%は女性と子どもだったと述べ、4万1316人が負傷したと付け加えた。

イスラエル当局によると、10月7日にハマス過激派がイスラエル南部を攻撃し、約 1200人が死亡、240人が人質になったことを受け、イスラエルは空と地上の作戦でガザ地区を標的にしている。

「過去数時間で瓦礫の中から運び出されて病院に運ばれたのは、死者が 316人、負傷者 664人だけだったが、他の多くの人が今も瓦礫の下敷きになっている」とアルクドラ氏は述べた。

イスラエルは 10月7日の攻撃に対抗してハマスを排除すると誓っている。

カタールの援助で仲介され、エジプトと米国の支援により1週間の停戦が成立し、パレスチナ捕虜 240人と引き換えにイスラエル人人質 80人が解放された。

しかし、その一時停止は崩れ、12月1日には敵対行為が再開され、双方が停戦条件に違反したとしてお互いを非難した。