ウクライナの主要都市アヴディウカが、4万人のロシア軍に包囲され、陥落寸前

 


軍事地図は別の重要なウクライナ都市が、4万のロシア軍によってほぼ完全に包囲されていることを示す

zerohedge.com 2023/11/11

Map Shows Another Key Ukraine City Almost Fully Encircled By 40K Russian Troops

今週、ロシアがドネツク地域全域の支配を近く強固にする構えであることを示すさらなる証拠が今週明らかになり、過去 6か月間まったく利益を得ることができず苦戦してきたウクライナにとってはさらに悪いニュースとなる。

新たに公開された軍事地図によると、ロシア軍は、開戦以来長らくモスクワの目標であった主要都市アヴディウカに約 4万人の軍隊が迫っており、大規模な挟み撃ちの最中だ。

ウクライナ軍は今週、「彼らは予備軍を増強している。約 4万人の兵士とあらゆる口径の弾薬をここに運んできている」と認めた。

ウクライナ第 110機械化旅団のアントン・コツコン報道官が発表した声明の詳細によれば、「ロシア軍がアヴディウカ包囲計画を放棄する兆候は見られない」という。

この会見の概要によれば、「ロシア軍はアヴディウカを三方から包囲し、キエフの防衛を分析するために膨大な数のドローンを飛ばしている」と述べた。

ウクライナにとってこの都市は、東部の領土を奪還する作戦を開始する将来の戦略的期待の玄関口とみなされているが、ウクライナのその見通しは明らかに崩壊しつつある。

ワシントンに本拠を置くシンクタンク「戦争研究所」は、進行中の包囲を示す最新の地図を公開した。

メディアの推計によれば、この町には戦前は 3万2000人以上の住民がいたが、現在は 2000人以下にまで減少している可能性がある。

東部と南部の「4つの領土」はすでに併合され、ロシア連邦に編入されたが、まだ完全にはロシアの支配下にない地域もある。すべてはロシアの重要な戦争目標だ。