米CDCが「生後6ヵ月」以上のすべての人にXBB対応ワクチン接種を勧告

 


CDCは生後6か月以上のすべての人に最新の新型コロナワクチンを推奨した。数日以内に接種が開始される

CNBC 2023/09/12

CDC recommends updated Covid vaccines for everyone ages 6 months and up, allowing shots to start within days

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は 9月12日、生後6か月以上のすべてのアメリカ人に対し、ファイザーとモデルナの最新の新型コロナウイルスワクチン接種を受けるよう勧告した。

アメリカ人は数日以内にワクチン接種を受け始めることができるようになる。

CDC長官のマンディ・コーエン氏は、12日初めに CDC の独立顧問委員会が形成した勧告に署名した。CDCによると、新しいワクチンの最初の投与は今後 48時間以内に一部の場所で利用可能になるという。

コーエン氏は声明で「新型コロナウイルス感染症による最悪の結果を防ぐためのツールがこれまで以上に多くある」と述べた。

「 CDCは現在、あなたとあなたの愛する人たちをよりよく守るために、生後 6か月以上のすべての人に最新の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を推奨しています」

12日の委員会会議では、CDC顧問 13人が「普遍的」勧告に賛成票を投じ、1人が反対票を投じた。

FDA はファイザーとモデルナの 12歳以上向けの新しいワクチンを承認した。また、同庁は、緊急承認として、生後 6か月から 11歳までの小児を対象としたワクチン接種を許可した。

新たなワクチン接種は、より最近のウイルス株を対象とする新型コロナウイルスワクチンを毎年更新するという公衆衛生当局の取り組みの一環であり、毎年行われるインフルエンザ予防接種と同様のアプローチだ

コロナウイルスが米国で再び強くなり始めている。

CDCの最新データによると、入院者数は 7週連続で増加しており、8月26日までの週は 15%以上増加して 1万7,418人となった。しかし、この数字は、2022年夏に全米で見られた急増を下回っている。

CDCの疫学者ミーガン・ウォレス博士は 12日の会議で、新型コロナウイルス、RSウイルス、インフルエンザがより高レベルで蔓延する傾向にあるこの秋から冬にかけて、米国が呼吸器ウイルスの流行期に入る中で「さらなる増加が予想される」と述べた。