英国のこの秋からの接種キャンペーンでは「妊婦全員」にブースターが奨励されている

 

イギリスでも、9月から「対象者」への大規模ワクチン接種が始まるようなんですが、その対象者は以下のようにありました。

> このグループに介護者、妊婦、社会的養護関係者、65歳以上の人々が続き、全員がこの冬に追加接種を受ける予定だ

やるつもりですね。


英国で新たな変異種が出現したため、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの秋のワクチン接種推進が前倒しされる

sky news 2023/08/30

英国でのインフルエンザと新型コロナウイルス感染症ワクチンの導入は、新たな変異株の出現を受けて時期が前倒しされた

NHS(英国国民保健サービス)関係者は、BA.2.86として知られるこの亜種は、オミクロンが最初に出現して以来最も懸念される新たな亜種であると述べている。また、このウイルスは「懸念される変異株」には分類されていないが、科学者らは、このウイルスには多数の変異が含まれていると述べている。

NHS関係者は、8月18日に明らかになったBA.2.86は、オミクロンの登場以来最も懸念されるものであると指摘している。

ただ、科学者たちは、変異はしているが「懸念される変異種」には分類されていないとも述べている。

前倒しされて実施される追加接種は、ケアホーム入居者や免疫力が低下している人を対象として、当初予定されていた 10月ではなく 9月11日から開始される。

このグループに介護者、妊婦、社会的養護関係者、65歳以上の人々が続き、全員がこの冬に追加接種を受ける予定だ

英国保健安全庁長官デイム・ジェニー・ハリーズ氏は、以下のように述べた。

「新型コロナウイルス感染症と共存し続ける中、新たな変異種が出現することが予想されますが、ワクチンプログラムの成功のおかげで、私たちは人口全体の新しい変異株に対する強力で広範な免疫防御を構築しました」

(※ コメント / 「強力で広範な免疫防御を構築した」かどうかともかく、英国は以下のような状況です。)


英国の心血管不全の増加率が月次ベースで「513 %」増に(2023年7月26日)

「しかし、一部の人々は依然として新型コロナウイルス感染症による重篤な病気に対してより脆弱です」

「英国内および世界規模で発生し流行しているすべての新型コロナウイルス変異種の場合と同様、私たちは引き続き BA.2.86を注意深く監視し、理解が進むにつれて政府と国民に指針を提供していきます」と彼女は主張した。

NHSは、10月末までにできるだけ多くの対象者がワクチン接種を受けられるよう迅速に取り組むと述べた。