台風マーワーによりグアムのほぼすべてが停電中

[参考記事]グアムに過去数十年で最大の勢力のスーパー台風が直撃する見込みとなり、非常事態宣言が発令され、知事は、低地の住人「全員」に高地への避難を命じる
2023年5月24日

ただし、マーワーは、勢力が少し落ちたそうで、報道では、深刻な被害や死者は出ていないようです。


グアムの大部分は現在停電中だが、電力会社は安全な場合では直ちに復旧作業を続けるという

postguam.com 2023/05/24

Most of island now without power, GPA maintains immediate restoration efforts when safe to do so

グアム電力公社のリリースによると、電力公社の顧客約 52,000のうち、5月25日午後までに、電力が供給されていたのはわずか約 1,000のみだという。

台風マーワーによってもたらされた厳しい状況により、島全体の電力システムのほぼすべての回路が影響を受け停電したとグアム電力公社は Facebook ページのリリースで述べた。

グアム電力公社は、その時点ではデデドCT工場のみが稼働状態にあり、特にアンダーセン空軍基地、キャンプブラズ海兵隊基地、およびデデドの一部にサービスを提供していると述べた。

リリースには「午後1時3分から午後2時の間にシステムの残りの部分がブラックアウトした」と記載されている。

グアム電力公社顧客の約 71%には午後 1時までまだ電力を供給していた。その後、送電線を含む回路がカスケード効果でブラックアウトをに至り始めたという。

「システムが 2つの送電網に分断されましたが、グアム全体の完全な停電を回避することはできました。私たちは嵐の中でも最後に残った顧客を維持するために懸命に取り組んでおり、今夜遅くまたは早朝に風が止んだ後のより迅速な回復に尽くします」とグアム電力公社は述べた。

電力公社リリースが発行された時点では、安全に対処できなかったハーモン変電所の問題により、グアム記念病院への電力もダウンしていた。現在予備発電機で稼働しており、修理が開始でき次第、グアム記念病院は電力を取り戻すだろうと述べた。

電力公社は、風が安全なレベルまで弱まり次第、電力復旧の取り組みを開始する用意があると述べた。これにより島全体の電力システムの回復段階が始まると電力会社は述べた。

復旧の重要な優先項目には、病院、重要な井戸および下水施設、重要なインフラ施設、学校/指定避難所、公共の安全/保健施設、入国港が含まれる。