以下の、太陽から噴き出したコロナ質量放出の向こう側にあるのがプレアデス星団だそうです。
太陽嵐とプレアデス星団
spaceweather.com 2023/05/25
A SOLAR STORM AND THE PLEIADES
1995年に太陽太陽圏天文台 (SOHO / NASAの太陽観測衛星) が発足するまで、天文学者たちはこのような光景を見たことがなかった。見よ、太陽嵐がプレアデス星団の真正面を通過している。
SOHOは 5月21日にこの珍しいコンジャンクションを記録した。
太陽の北極近くで磁気のフィラメントが噴出し、ちょうどプレアデス星団が通り過ぎたときに CME (コロナ質量放出)を宇宙に飛ばした。エレクトラ、タイゲテ、マイア、セラエノ、アルシオーネ、ステロペ、メローペは、半透明の太陽嵐の中で輝きながら 3 時間近くを過ごした。
SOHO が約 30年前に地球を離れたとき、初のリアルタイム・コロナグラフを宇宙に運んだ。
コロナグラフは、人工的な日食を作り出し、太陽のまぶしさを遮断して近くの星、惑星、彗星を明らかにする装置だ。
地球上のどの望遠鏡も、太陽からわずか数度しか離れていないプレアデス星団ほど暗い天体を見ることはできないが、SOHO では常にそれが可能だ。