ハワイの火山「マウナ・ロア」 の溶岩流が高速道路に迫る。キラウエア火山も同時に噴火

 

[参考記事] 世界最大の体積(富士山の50倍超)を持つハワイの火山「マウナ・ロア」 が噴火
地球の記録 2022年11月29日


マウナロア火山の溶岩流は、数日以内に主要なハワイの高速道路に到達する可能性がある

CBS NEWS 2022/12/01

Mauna Loa volcano lava flow could reach key Hawaii highway within days


CBS

当局によると、世界最大の活火山であるマウナロアから流れ出る溶岩は、数日以内にハワイ島の東西を結ぶハイウェイに到達する可能性がある。

ハワイ火山天文台の科学者であるケン・ホン氏は、「この溶岩流がこのまま続けば、道路に到達する可能性は非常に高い」と CBS ニュースに語った。「それまでにはあと約 2日間ほどだと考えている」と述べた。

溶岩流の流れはゆっくりだが、依然として持続的であり、DKI ハイウェイまたはサドルロードとしても知られるダニエル K. イノウエ・ハイウェイを横断する恐れがあるため、緊急事態管理者は計画を強化している。

1984年に最後に噴火したマウナロアは、11月28日から溶岩が流し続けている。地質学者たちは、噴火現場周辺で多数の揺れを検出したと述べており、これは、まだ溶岩が流れ続けることを意味する。

近くでは、キラウエア火山も噴火した。

これは、ハワイ島で数十年ぶりに 2つの火山の噴火が発生したことを示している。

しかし今のところ、ハワイ緊急事態管理庁は、噴火による「人口密集地域への差し迫った脅威はまだない」としている。