マレーシアでの小さな子どもの手足口病の症例が前年比 20倍に

 


マレーシアの手足口病の症例は20倍に増加したと報告

outbreaknewstoday.com 2022/05/24

Malaysia reports 20 -fold increase in hand, foot and mouth disease cases

マレーシアでの手足口病(HFMD)の発生の追跡調査で、保健省は5月21日までに合計 47,209例の手足口病を報告した。これは、同じ期間の2021年と比較して20倍の増加となる。昨年の同期間の症例は 2,237件のみだった。。

2022年第20週に報告された手足口病の症例は 15,548症例だったが、第19週は 7,526症例であり、前週より 106.6%増加した。

手足口病の症例は6歳以下の子供によく見られ、6歳以下が、43,736例(93%)であり、7〜12歳の年齢層は 2,765例(6%)だった。残りは12歳以上で、708例(1%)だった。

マレーシアでのウイルス監視の種類に基づくと、2022年にコミュニティで手足口病の蔓延を引き起こす3つの主要なウイルスは、コクサッキーA16(CA16)、コクサッキーA6(CA6)、エンテロウイルス71(EV71)だ。

2022年には、現在までに、合併症である脳炎のために2人のEV71陽性手足口病症例がICUに入院した。どちらの場合も6歳未満の子供だった。