イギリスのサル痘の症例が9人に増加。そして、いつのまにかサル痘が「性感染症」になっている…

 

(参考記事) 英国保健省がイギリスで「サル痘」患者を確認 (2022/05/09)


イギリスのサル痘の症例は9人に増加

outbreaknewstoday.com 2022/05/18

Monkeypox cases in England rise to 9

英国のサル痘の状況に関するフォローアップで、英国保健安全保障局(UKHSA)は、ロンドンと英国南東部で1例ずつの、さらに2例のサル痘の症例を検出した。

最近の症例では、5月6日から9日までに英国で確認されたサル痘の症例の総数が示されている。最近の症例は主にゲイ、バイセクシュアル、または男性とセックスをする男性だった。

最近の2例は、サル痘が流行している国への旅行歴がないため、コミュニティ感染を通じて感染を獲得した可能性がある。

英国保健安全保障局は個人、特にゲイ、バイセクシュアル、または MSMの人たちに、体のあらゆる部分、特に性器の異常な発疹や病変に注意するようにアドバイスしている。彼らには懸念がある。

サル痘は、性感染症としてこれまで説明されていなかったが、性行為中に直接接触することで感染する可能性がある。また、サル痘を患っている人との密接な接触や、サル痘を患っている人が使用する衣類などとの接触を介して伝染することもある。

なお、今回の2つの新しい症例は、以前に発表された確認された症例とは、接触等の既知の関係を持っていない。