ポルトガルでもサル痘の症例が5件確認される

 

(参考記事) イギリスのサル痘の症例が9人に増加。そして、いつのまにかサル痘が「性感染症」になっている… (2022/05/19)

(参考記事) 英国保健省がイギリスで「サル痘」患者を確認 (2022/05/09)


ポルトガルのリスボンとテージョ渓谷地域で5件のサル痘の症例を確認

outbreaknewstoday.com 2022/05/18

Portugal confirms 5 monkeypox cases in the Lisbon and Tagus Valley region

イギリスで報告された確認されたサル痘の症例のフォローアップで 、ポルトガル保健省保健総局(DGS)は、5月にリスボンとテージョ渓谷地域で 20以上のサル痘感染の疑いのある症例を報告している。そのうちの5例は、サル痘であると確認された。

ほとんどが若い男性で、すべての症例が、潰瘍性病変を示している。

ポルトガル保健省保健総局は警告を特定し、この段階で、公衆衛生緊急事態センター(CESP)を通じて、これらの症例に関連するリスクの検出、評価、管理、および伝達のためのすべてのアクションを一元化する。

サル痘ウイルスはオルソポックスウイルス属であり、この病気は動物との接触、または感染者や汚染物質との密接な接触によって伝染する。この病気はまれであり、通常、人間の間で簡単に広がることはない。

ポルトガル保健省保健総局は、疑わしい症例を特定して通知することを目的として、昨日すでに医師や看護師などの医療専門家に警告を伝えている。

発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、倦怠感を伴う可能性のある潰瘍性病変、発疹、触知可能なリンパ節のある人たちは、医師の診察を受ける必要がある。

疑わしい症状に直面した場合は直接の身体的接触を控える。臨床的アプローチは特定の治療を必要とせず、病気は通常数週間で治癒し、自己限定的だ。

英国では、サル痘ウイルス感染が確認された潰瘍性病変の同様の症例が報告されている。

ポルトガル保健省保健総局は、国レベルで、またヨーロッパの機関と明確に連携して状況を監視している。