太陽でXクラスのフレアが発生

 


Xクラスの太陽フレア

spaceweather.com 2022/05/11

X-CLASS SOLAR FLARE

黒点AR3006が、5月10日(1355 UT)に爆発し、激しいX1.5クラスの太陽フレアを生成した。NASAの太陽観測衛星は、以下の極紫外線フラッシュを記録した。

このフレアからの放射は地球の大気の上部をイオン化し、大西洋周辺で短波無線のブラックアウトを引き起こした。ブラックアウトマップはこちらにある。

30MHz未満の周波数での無線送信は、​​フレア発生後1時間以上減衰した。

このフレアが発生して以来、ゴチャゴチャの状態の CME (コロナ質量放出)が太陽の南半球から渦巻いている。

これらの CME が Xフレアに関連しているのか、それともほぼ同時に発生した他のより小さなフレアに関連しているのかは不明だ。

Xフレアが起きた右側にフィラメントの爆発があり、左側の別の黒点では、C4クラスの太陽フレアが発生していた。現在、NOAAのアナリストたちが、これらの CME が地球に衝突する可能性があるかどうかを分析している。