救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」件数が過去最大に

 


過去最多“救急搬送困難”4000件超

TBS 2022/01/19

救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が16日までの1週間で4151件となり、過去最多を記録したことがわかりました。

総務省消防庁によりますと、救急搬送を4回以上照会するなどの「救急搬送困難事案」が、今月10日から16日までの1週間で4151件にのぼりました。これは、去年8月の3361件を大幅に上回り過去最多で、5週連続で増加しています。

このうち、新型コロナの感染が疑われる事案は、およそ4分の1にあたる1031件で、前の週と比べ91%増だということです。

地域別では、▲東京消防庁が2149件で45%増、▲大阪市消防局が352件で34%増、▲横浜市消防局が209件で70%増などとなっています。