沖縄の調査で、「オミクロン株は9割が症状あり」。そして感染した約7割が二回接種のブレイクスルー感染

 

(※) 無症候がこれだけいないというのは、過去最大の有症率のコロナ株かもしれません。


沖縄で猛威のオミクロン株 9割以上が有症 ブレイクスルーも多く

沖縄テレビ 2022/01/18

沖縄県内で確認されたオミクロン株の患者を対象にした調査で感染者の9割が発熱などの症状があり、濃厚接触者についても5日以内に症状が出ていた事がわかりました。

国立感染症研究所などが実施した調査は12月1日から1月8日までに県内でオミクロン株に感染した105人を対象にしたものです。

それによりますと症状が出たのは92%となっていて、8割以上の人に発熱が見られたほか半数以上に咳や全身の倦怠感がありました。

一方、新型コロナの特徴的な症状の嗅覚・味覚障害は1%でした。

濃厚接触者も5日以内に症状が出ていて、発症するまでの日数は平均で2日でした。

感染した人のうち67.6%がワクチンを2回接種していて、ブレイクスルー感染が多いことがわかります。

調査チームはマスクの着用や手指の消毒、換気など従来の予防策を強化することが重要とコメントしています。