青少年の28%が栄養不足に陥っている韓国
朝鮮日報 2025/03/30
ソウル・大峙洞の学習塾街では、生徒たちが塾の次に多く訪れるのがコンビニだ。
家でまともなご飯を食べる代わりに、塾から次の塾へと移動する隙間時間を利用しておにぎりやカップ麺のような軽食を食べ、それで1食分を済ませてしまうのだ。
韓国の12-18歳の28%が栄養不足だという衝撃的な統計が発表された。
十数年前にはこの割合は15%だったが、倍近くに増えたのだ。
家が裕福であるにもかかわらず栄養不足だという青少年が増えた。家で温かい料理を食べるのではなく、塾と塾の隙間時間にカップ麺を食べるという生活を続けた結果だろう。
私教育(塾や習い事など)に全てを賭ける保護者たちの戦争によって、母性愛が色あせるという結果が生まれている。
一日のうち1食を「ぼっち飯」で済ませる青少年は、そうでない青少年に比べてストレス指数が1.4倍高く、2食以上を「ぼっち飯」で済ませればうつ病を発症する可能性が2.6倍増加するという研究結果もある。
性別で見ると、20代女性の栄養不足も非常に深刻だ。4人に1人が栄養摂取不足だ。
さらに、韓国の20代女性の6-7人に1人は低体重の状態だ。スリムなスタイルに異常に執着するあまり、正常な体重の女性ですら自分を「太っている」と考えて半数以上がダイエットを試みる。
先日発表された世界幸福度報告書で、韓国の幸福度指数は世界147カ国のうち58位だった。
主観的幸福指数は、初めて発表された12年前よりも下落した。家族などと一緒に食事をする人が幸せを感じる中、「ぼっち飯族」が増えて食事をおろそかにしていることも幸福度が下がっている主な原因の一つだという。
家族と一緒に食べるご飯の時間の大切さをあらためて考えさせられる。