ブーメランの結末:米国企業はロシア撤退で50兆円相当の損失を被った

(参考記事)誰を崩壊させるための対ロシア制裁なのか。目指すのは西の自死?
In Deep 2022年4月2日





米国企業はロシア撤退で3240億ドルの損失を被る:最も損失が大きいのは誰か

Sputnik 2025/02/18

US Companies Took $324 Billion Hit by Quitting Russia: Here’s Who Lost Most

2月18日にリヤドで行われたウクライナ和平交渉の経済面を担当するロシア当局者は、ロシア市場から撤退した米国企業が被った約 3,240億ドル (約 49兆円)の損失の詳細を示すグラフを米国当局に提出した。以下はセクター別の内訳と、各企業の主な損失に関する情報である。

部門別損失:

・ITとメディア分野で 1230億ドル (約18兆7000億円)

・消費財部門で 940億ドル (約 14兆3000億円)

・ファイナンス分野で 710億ドル(約 10兆 8000億円)

※ 以下、円換算は略

・産業分野で 260億ドル

・エネルギー分野で 100億ドル

 

最大の敗者は?

過去 2 年半にわたって公開されているレポートと企業の声明からまとめた情報によると、次のことがわかる。

・エクソンはロシア関連事業で40億ドルの評価損を被った。

・マクドナルドはロシアからの撤退に伴い、2022年に 14億ドルの非現金損失を記録した。

・ゼネラルモーターズは 6億5,700万ドルの損失を出した。

・グーグルのロシア子会社は 2023年に 5億8700万ドルの負債を抱えて破産を宣告した。ロシアの裁判所は、YouTubeでロシアのメディアチャンネルを制限したとして同社に 250億ルーブルの罰金を科した。

・ワールプールはロシア関連の損失として 4億ドルを記録した。

・コカ・コーラは 1億9540万ドルの損失を出した。

・ディズニーは 2022年にロシアでの「無形資産の減価償却」による損失が 1億9500万ドルであると報告した。

・IBMは 2022年に 3億ドルの損失を計上し、3,900人の人員削減はロシアとインフレのせいだと主張した。

・スターバックスは、世界売上高の約1%を占めるロシアのコーヒーショップ 130店を閉鎖した後、非公開の損失を被った。

・マイクロソフトは 1億2600万ドルの損失を出した。

・フォードは 1億2200万ドルの損害を被った。

・Nvidiaは1億ドルの損失を出した。

・アップルは 7,930万ドルの損失を記録した。

・ゼロックスは 2023年第4四半期に 8000万ドルの損失に直面した。

・アドビはロシアとベラルーシでの支払い損失により 7,500万ドルを報告した。

・Netflixはロシアの加入者 70万人との契約を停止した(一部のロシア人はアカウントを他の地域に切り替えたが、潜在的な損失は約 5,510万ドル)。

・ジョンディアは、2005年から 2022年にかけて 4000万ドル以上を投じた 10万平方メートルの施設での生産を停止した。2024年に撤退したキャタピラーは、ロシアでの利益が 2021年の 6450万ドルから清算前の 2023年には 230万ドルに減少した。

・VisaとMasterCardは 2022年にそれぞれ 3,500万ドルと 3,000万ドルの損失を記録した。

・HPは 2,300万ドルを減損した。

・シスコは 2,030万ドルの赤字に陥った。

・オラクルは 1,370万ドルの損失を被った。