二十代によく聴いていた曲(6) ZELDA – 真っ暗闇 – ある日の光景(1982年)

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

ZELDA – 真っ暗闇 – ある日の光景(1982年)

この ZELDA というのは、十代の終わりくらいでしたか、メジャーからのアルバムデビューの直前に、全国をツアーで回っていたんですよね。

それで、中学時代からの友人だったコバヤシくんから連絡があり、「ゼルダってのが美唄でライブやるらしい」と。

美唄(びばい)なんていったら、今では存在しているのかどうかもわからない北海道の小さな町ですが、高校生当時の私は、その美唄でバンドの練習をしていたので、なじみのある町でした。「なんで札幌じゃなく美唄?」とは思いましたが、コバヤシくんとライブに行って。19歳くらいの時ですかね。コバヤシくんとライブに行ったのは、それが最後でした。

ライブ会場はライブハウスではなく(そもそも北海道の田舎にライブハウスなんてなかった)、ただの喫茶店で、しかも結構な数の人たちが押し寄せて(全員男)、大混雑となったのですが、なんと私は「最前列」の、しかも、ボーカルのサヨコさんから数十センチくらいの距離で。

みなさんおきれいな方で圧倒されましたが、ライブを見て、「レコードが出たら絶対に買おう」と買った次第で、そのアルバムに入っていたのがこの曲です。ライブでも演奏したはずですが、よく憶えていないです。

このアルバムには何曲か好きなものがあって、二十代になっても繰り返し聴いていました。この歌の歌詞はボーカルのサヨコさんの歌詞だと思いますが、当時、彼女は高校生だったと思います。「詩人じゃなあ」と思いました。

後に歌詞を載せておきます。

真っ暗闇 – ある日の光景 / 歌詞

真っ黒 真っ暗闇 壁に塗り込められた痛み
破壊の時は近づき 床に這いつくばって 窓の外見てる私たち
空から落ちてくる雨 矢のように心を射貫き 体を透かして濡れていく

街は真っ暗
世界が止まらない ぐるぐる回ってる

真っ白 光溢れる天使が舞い降りてくる夜明け
最後の地上は 光と闇の結合 預言の鐘が鳴り響く
そうして 狭まれた空間に頭を押しやって 自らの息の根を止めてしまう

街は真っ白
世界が止まらない ぐるぐる回ってる