大阪府の60代以上感染者、54%が「ブレイクスルー感染」

 


大阪府の60代以上感染者、54%が「ブレイクスルー感染」…ワクチン効果薄まる

読売新聞 2021/11/25

大阪府は25日、今月感染が判明した60歳代以上の98人のうち、ワクチンを2回接種し、14日以上経過した後の「ブレイクスルー感染」が54・1%(53人)を占めたことを明らかにした。接種から時間が経過し、ワクチンの効果が薄まっていることが原因とみられる。

40~50歳代は29・5%、20~30歳代は19%で、接種が早く始まった高齢者の割合が高かった。

府は今後、高齢者の間で感染が広がり、軽症、中等症の入院患者が増加する可能性があるとして、政府が原則「8か月以上」としている3回目のワクチン接種までの間隔を、高齢者施設などに対しては「6か月以上」に短縮するよう政府に要請することを決めた。