FEMAが「核攻撃サバイバルガイド」を発行

ガイドそのものは、こちらだと思います。258ページもある書類です。





アメリカは危機に瀕しているのか?世界的な緊張が高まる中、FEMAが「核サバイバルガイド」を発行

sqauk.com 2024/11/26

America on the brink? FEMA issues ‘nuclear survival guide’ amid escalating global tensions

世界的緊張の高まりと核戦争の差し迫った脅威を踏まえ、米国政府は連邦緊急事態管理庁 (FEMA) を通じて、国民に生存に不可欠な情報を提供するため断固たる措置を講じている。

緊急事態への備えに関する信頼できる情報源である FEMA は、核爆発の際に取るべき必要な手順を明確に概説した総合ガイドを発行した。誰もがこれらの対策を理解し、このようなシナリオで迅速に行動できるよう準備しておくことが重要だ。

FEMA のガイダンスでは、(核攻撃の際)「屋内に避難する、屋内に留まる、最新情報を入手する」という 3つの重要なステップを強調している。

有害な放射線への被ばくを減らすため、市民は頑丈な建物、理想的には地下室または窓から離れた中央の部屋にすぐに避難するよう奨励されている。

当局が別の指示を出さない限り、少なくとも 24時間は屋内に留まることが不可欠だ。公式チャネルを通じて情報を入手し続けることも不可欠だ。(コメント / ただし、核攻撃のあとは、電磁パルスの影響により、広大な地域での停電と電気機器のクラッシュが予想されるので、テレビやスマホ、パソコン等での情報収集は難しくなると思われます)

FEMA は、核爆発の深刻な影響を強調している。核爆発には、高熱、爆風、放射線などがあり、いずれも壊滅的な被害と死傷を引き起こす可能性がある。

特に懸念されるのは、放射性降下物、つまり大気中に放出され、爆発後 15分以内に地上に到達する可能性がある放射性残骸だ(死の灰)。この放射性降下物は、放出される高レベルの放射線により、重大な健康リスクをもたらす。

FEMA の取り組みは、核の脅威が発生した場合に自分自身と家族を守るために必要な知識をアメリカ人に身につけさせることを目指している。

これらのガイドラインに従うことで、個人は放射線被曝のリスクを大幅に軽減し、このような危機的状況で生存する可能性を高めることができる。