過去最大の感染数を記録し続けるヨーロッパ各国でロックダウンと行動規制が再開

※) 結局この繰り返しですね。むしろ悪化している。

[参考記事] オーストリア政府がワクチン未接種者に「事実上の外出禁止令」の準備


ウィズコロナ施行中の欧州、感染者急増に一部ロックダウン再開=韓国報道

wowkorea.jp 2021/11/13

ウィズコロナ(段階的日常回復)に入った欧州諸国の一部は、新型コロナ感染者の急増により、ロックダウンなどの対策を再開することにした。

12日の AFP・ロイター通信などによると、マルク・ルッテ・オランダ首相はこの日午後、テレビ演説を通じて「今夜、われわれは広範な措置を発表する」とし「封鎖」措置の再稼働を明らかにした。ことし9月25日、防疫措置を解除してから2か月足らずで封鎖に再び突入した。

今回の措置は3週間、部分的に行われる。 13日からすべてのスーパーや食堂、居酒屋は午後8時までしか営業できない。その他店舗は、午後6時に閉店しなくてはならない。

社会的距離の確保(ソーシャルディスタンス)もまた施行され、一般家庭訪問客は4人までに制限され、必須でない限り在宅勤務が推奨される。各種公共行事は中断され、ノルウェーとのワールドカップ予選戦も無観客で行われる予定だ。ただし学校は通常通りで、外出制限もしないことにした。

オランダの新規感染者数は、2日連続1万6000人に達し、急増している。昨年12月に1万3000人に迫った記録を超えた。

ウィズコロナ施行中の他の欧州諸国も、コロナ感染者数の急増により、ロックダウンを検討中だ。オーストリアは、ワクチン未接種者の「外出禁止令」を施行する予定だ。

オーストリアではすでに、州単位で未接種者に対する封鎖措置が導入されているところが多い。措置を施行しているところでは、生活必需品のショッピング、運動、病院の診療などを除き、ワクチン未接種者は家からまったく出ることができない。

ドイツは今月10日、一日の感染者数が史上最大値である5万人を超えるなど、状況が急速に悪化し、ワクチン未接種者は、主要行事の出入りを制限するなどの対策を検討している。

ドイツの保健長官は記者会見で「公的行事について、コロナワクチン未接種者は出入りを制限するが、ワクチン接種者と完治者も陰性証明書を提示しなければならない」とし「ワクチン接種速度を高めるための誘導策も必要だ」と強調した。

ドイツの首都ベルリンでは、来週から飲食店や映画館、博物館、室内公演場などでワクチン未接種者の出入りを制限することにした。

12日の世界保健機関の欧州事務所統計によると、ここ7日間の欧州の感染者数は211万7003人に達する。一週間に新型コロナ感染により死亡した患者数も、2万8166人で、全世界の死亡者の約半分を占める規模だ。