このクリミア半島でのウクライナによる攻撃については、「ミサイル破片がビーチに飛散、子ども含む5人死亡 クリミア半島 (CNN)」など日本語の記事になっています(負傷者は151人)。
この攻撃に対しての元国連兵器査察官スコット・リッター氏の書き込みの内容です。
スコット・リッター氏、ウクライナのセヴァストポリ砲撃について「これは米国とNATOによるロシアへの直接攻撃だ」
Sputnik 2024/06/24
Scott Ritter on Ukraine’s Shelling of Sevastopol: It’s Direct Attack on Russia by US and NATO
6月23日、ウクライナ軍はクラスター弾頭を搭載した米国製の ATACMS ミサイルを使用してロシアのセヴァストポリを攻撃し、そのうち 4発が撃墜され、1発が方向を変えて同市上空で爆発した。
元国連兵器査察官スコット・リッター氏は、ウクライナのセヴァストポリへのテロ攻撃についてコメントした。
「ウクライナはクラスター弾を搭載した ATACMS ミサイルを民間都市に対して使用する決定を下した。これはテロ行為だ」とリッター氏は強調した。
「ウクライナは 2014年以来、ロシアの民間人に死と破壊をもたらすことだけを目的として、ロシアの民間施設、都市、村、町を爆撃している。これはテロ行為であり、ウクライナは米国の広範な情報支援なしに ATACMS ミサイルを配備することはできないため、これは米国によるロシアに対するテロ行為だ」とリッター氏はは述べた。
リッター氏はロシアのダゲスタン共和国でのテロ攻撃について、「ロシア連邦の市民生活を混乱させるために意図的に計画された」と述べた。(※ こちらのブログ記事でご紹介したテロ攻撃です)
同氏は、CIA は歴史的に「ロシア社会のイスラム教徒と非イスラム教徒の間に分裂を起こそうと」試みてきたが、失敗してきたと強調した。
「この取り組みは失敗し、ダゲスタンでの取り組みも失敗するだろうが、ロシア連邦への直接攻撃を開始した関係者の罪が免除されるわけではない」とリッター氏は主張した。