アメリカ国防総省が「コロナワクチンが米軍にとって利益があったか、あるいは損害を与えたか」の調査を正式に開始

米軍とワクチンの関係はいろいろありましたからね。接種開始当時は、エリート軍隊の海兵隊で大部分が接種を拒否していました。

(記事)アメリカ海兵隊員の40%がコロナワクチン接種を拒否
地球の記録 2021年4月12日

その後、接種が義務化され、その結果、米軍の兵員数が「過去80年で最低」になったりもしています。

パイロットの「心不全」も異様な増加を示していました。

(記事)米軍人パイロットの「心不全」が、2022年に「1000%急増した」ことをアメリカ国防総省の医療データベースは語る
地球の記録 2023年12月5日

調査の結果に期待を持てるとも思えないですが、いずれにしても、最終報告は、2024年12月とあります。


国防総省、新型コロナウイルスワクチンが軍隊に役立ったか、あるいは損害を与えたかを研究へ

militarytimes.com 2022/12/22

DOD to study whether COVID-19 vaccine helped or hurt troops

米議員たちは軍の研究者たちに、新型コロナワクチンが軍人にとって利益よりも害をもたらしたかどうかを判断してもらいたいとした。

今月初めに議会で可決された年次国防権限法案には、 「新型コロナワクチンの初回接種から 1年後に現役軍人に生じた健康状態や有害事象を評価するための研究」を求める文言が含まれている。

研究者たちは 2024年12月に調査結果を議員に報告することが義務付けられる。

米軍人たちへのワクチンは長い間、保守派議員たちの標的となってきた。2023年度の国防権限法案の中で、議員たちは全部隊にワクチン接種を義務付ける国防総省の義務を廃止した。

今年の法案には、接種を拒否したために軍から追放された個人の再入隊の可能性に関する多くの条項も含まれている。

しかし、法案審議中に共和党下院議員が挿入した研究義務はそれをさらに前進させ、再びワクチンの安全性に疑問を投げかけている。

米国疾病管理予防センターは「ワクチンに関連した深刻な問題はまれであり、長期的な副作用の可能性は低い」と述べた。

しかし当局は、ワクチン接種者の少数にアレルギー反応や心臓の問題が発生したことを記録している。

この研究では、「初回接種に起因するかどうかに関係なく、初回接種後に発症したあらゆる健康状態」と、ワクチンに関連する「過剰免疫反応を含む有害事象の説明」が検討される。

下院共和党はまた、将来の新型コロナウイルス感染症の流行拡大を防ぐために軍指導者らにマスク着用を義務付けることを禁止する文言を求めていたが、その文言は法案の最終審議で取り下げられた