南アフリカ政府が「ネタニヤフ首相への逮捕状の発行」を国際犯罪裁判所に要求

 


南アフリカ、イスラエルをICCに付託し、ネタニヤフ首相に逮捕状発行を要求

tamilguardian.com 2023/11/20

South Africa refers Israel to ICC and calls for arrest warrant to be issued to Netanyahu

南アフリカは、ガザ地区でイスラエルが犯した戦争犯罪の捜査を国際刑事裁判所(ICC)に付託した。

南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、カタール国務訪問中に「南アフリカとして、我々は世界中の他の多くの国とともに、このイスラエル政府の行為全体を国際刑事裁判所に付託した」と述べた。

「私たちはそこで戦争犯罪が行われていると確信しているので付託を行った。もちろん、我々は、ハマスが以前にとった行動を容認するわけではないが、同様に現在進行中の行動を非難し、それらは ICC による調査に値すると信じている」と彼は付け加えた。

この動きは、南アフリカの議員たちが、駐南アフリカのイスラエル大使館の閉鎖と停戦合意まで同国とのすべての外交関係の断絶を求める動議を審議するとみられていた中で行われた。

ラマポーザ首相は、数千人のパレスチナ人が殺害され、病院や公共インフラが破壊されたガザ地区でイスラエルが戦争犯罪と大量虐殺を行っていると同国は信じていると述べた。

南アフリカ政府はまた、国際犯罪裁判所(ICC)に対し、12月中旬までにベンヤミン・ネタニヤフ首相に対する逮捕状を発行するよう求めた。

南アフリカは、バングラデシュ、ボリビア、コモロ、ジブチとともに、ガザで戦争犯罪と人道に対する罪が犯されたかどうかを調査するよう ICC に付託書を提出した。

南アフリカの極左野党経済自由戦士(EFF)は、在南アフリカのイスラエル大使館の閉鎖と国交停止を求める議会動議を提案した。

「私たち自身の憲法的価値観の名において、パレスチナ人の人権が尊重され、促進され、保護されるまで、こうした関係を終わらせなければならない」と EFF 党党首ジュリアス・マレマ氏は述べた。

「イスラエルは国際法を遵守しなければならず、それまでイスラエルとの関係は憲法違反とみなされなければならない。」

南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は、来週議会で採決される予定のこの動議を支持した。