「第1波以降で今が一番ひどい状況」という沖縄石垣市の病院の報道

 


「第1波以降で今が一番ひどい状況」県立八重山病院でコロナ逼迫 感染対応スタッフらに欠勤相次ぐ 沖縄・石垣市

沖縄タイムス 2023/07/12

沖縄県石垣市にある県立八重山病院(和氣亨院長)は11日に緊急の記者会見を開き、医療スタッフの1割近くに新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が出ているなどとして、医療提供体制が危機的な水準になっていると訴えた。さらに深刻化すれば、重症患者は自衛隊機で沖縄本島移送する可能性があるという。

八重山の医療フェーズは最大レベルの「5」で、県に申告している確保病床数は15床。しかし11日現在、既にこれを超える患者22人が入院中だ。うち3人は重症で、2人は人工呼吸器を装着している。11日からは一つの病棟を全てコロナ用に充てている。

医療スタッフは28人が感染し、22人が濃厚接触者となっている。感染対応のスタッフを中心に欠勤が相次ぎ、他の病棟から補っているが、今週からは予定していた一部の手術や入院を延期した。濃厚接触者はその日ごとに陰性を確認した上で出勤している。

和氣院長は「職員も感染して労働力が逼迫している」と訴えた。

立花祐毅医師は、ワクチン未接種などで肺炎の患者が増えているとし、「体感ではデルタ株とオミクロン株が重なったように思える。第1波以降で今が一番ひどい状況だ」と述べた。

6月26日~7月2日の1週間の新規感染者は八重山が1定点医療機関当たり54・67人と、保健所別で県内2番目に多い。