[メキシコで謎の髄膜炎が発生し、35人が死亡]という米ロイターの報道

 


メキシコで謎の髄膜炎が発生し、35 人が死亡

Reuters 2023/02/07

Death toll from mysterious meningitis outbreak in Mexico at 35

メキシコ北部の州当局は、謎の髄膜炎の発生による新たな死亡を報告し、この病気に関連した犠牲者の総数は35人になった。

大部分が農村部にあるドゥランゴ州の保健当局は、過去数か月で 79例の髄膜炎の症例を記録している。

髄膜炎は通常、脳と脊髄の痛みを伴う炎症に関連しており、多くの場合、ウイルスまたは場合によっては細菌または真菌感染によって引き起こされる。

デュランゴでの髄膜炎の最初の症例は、昨年末に医師が脳の特に有害な炎症である無菌性髄膜炎のいくつかの症例を診断したときに確認された。

地方当局が世界保健機関(WHO)に報告したデータによると、デュランゴの感染患者は全員、広大な州都デュランゴにある私立病院で脊椎麻酔を使用した手術を受けていた。

今年これまでのところ、デュランゴの保健当局はほぼ毎日のように新しい症例を報告しており、この病気による入院や死亡も報告している。

デュランゴ州政府は、進行中の髄膜炎の流行を「世界で前例のない状況」と表現し、メキシコ政府のあらゆるレベルの当局者が患者たちにとって最善の治療法を特定するために協力していることを強調した。

WHOの当局者は12月、メキシコの保健省と地方当局とともに、この髄膜炎の症例を監視し、調査を支援していると述べた。

デュランゴでの感染がいつ始まったのか、または何人の患者が病気の初期の発作から回復したのかは不明だ。

メキシコ保健省にコメントを求めたが、現時点で返答はない。