[世界で最も裕福な上位500人は2022年に180兆円以上を失った]という報道

 


世界で最も裕福な上位500人は2022年に1.4兆ドルを失った

ZeroHedge 2022/12/30

The Top 500 Richest People In The World Lost $1.4 Trillion In 2022

2022年が市場にとって激動の年だったことはすでにわかっているが、世界で最も裕福な上位 500人の被害の程度が定量化された。その被害は甚大なもののようだ。

ブルームバーグによると、世界で最も裕福な 500人 (イーロン・マスクやサム・バンクマン・フリードなどの名前で構成される)は、ロシアの対ウクライナ戦争とインフレが株式にとって最悪の年を引き起こしたため、1年間で 1.4兆ドル (約183兆円)という驚異的な市場での損失を被った。

マスクは、ジェフ・ベゾス、チャンポン・ジャオ、マーク・ザッカーバーグに加えて、年間を通じて合計3,920億ドル (約 51兆円)の紙の資産が蒸発するのを見た。ブルームバーグの報道によると、マスクの損害は相当なもので、年初来よりも資産価値が 1,380 億ドル (約 18兆円)も減った。

しかし、超富裕層にとって、年間を通じてすべてが損失だったわけではない。ブルームバーグのレポートは、コッホ家とマーズ家の両方の財産が増加したことを指摘している。ブルームバーグはまた、スポーツフランチャイズも2022年に前年よりも価値が高まったと報告した。

11月には、流動性危機の後にFTXが崩壊し、サム・バンクマン・フリードの 260億ドル (約 3兆4000億円)の純資産がゼロになった。Binance の CEO であるチャンポン・ジャオは、同じ月に彼の資産が約 840 億ドル (約 11兆円)減少したのを目の当たりにし、ビットコインにエクスポージャーを持っている人は誰でも FTX の崩壊の痛みを感じた。