九州で「硫黄の匂い」が広範囲に立ちこめる。原因は不明

 

(※) 10年前に、アメリカの西海岸で「硫黄のような、卵の腐ったような匂い」が広範囲に立ちこめました。これも原因は不明のままでした。以下の記事にあります。

[記事] カリフォルニアの異臭は「アメリカのメッカ」から放たれたものか、あるいは違うのか
In Deep 2012年09月13日

興味深いのは、10年前のカリフォルニアの異臭の位置と、今回の九州の異臭の位置が、「共に北緯33度線上」 (正確にではなくおおむねという意味です)ということです。

(参考) In Deep の「北緯33度」関係の記事の一覧


岡県や佐賀県など広範囲で硫黄の臭い 通報相次いだが、原因は不明

朝日新聞 2022/12/21

福岡市で21日午前7時過ぎから、「硫黄のような臭いがする」という通報が相次いだ。

市消防局によると、隣接する福岡県春日市のほか佐賀県でも通報があり、広範囲にわたって異臭が確認されているという。

福岡市中央区や南区に消防隊を出動させたが、原因はわかっていない。

福岡管区気象台によると、周辺で異臭騒ぎが出るような火山活動はみられないという。

福岡市環境局の大気データでは、市内の二酸化硫黄の濃度が午前7時ごろから上昇。普段は0・001ppm前後だが、午前9時時点で多いところで0・023ppmの数値を観測している。

環境局の担当者は「普段と比べ、値がかなり高い。現在、原因を調査中だ」と話している。

ツイッター上でも「窓開けると硫黄臭い」「福岡市、広範囲で硫黄のにおいするらしいけど何事やろ」「外が硫黄臭い。まさか温泉湧いた?」といったような投稿が相次いだ。