メキシコで学生たち57人が「正体不明の毒物」を盛られて病院に搬送。過去2週間で3回目

 


メキシコの学生数十人が不可解な中毒

reuters.com 2022/10/09

Dozens of Mexico students mysteriously poisoned

地元当局によると、メキシコ南部チアパス州の田舎の中等学校で、少なくとも57人の生徒が正体不明の物質によって毒物を盛られた。

10月7日に起きたこの集団中毒は、過去 2週間で地元メディアが報道したチアパス州の学校での 3番目の事例であり、生徒たちを驚かせ、保護者たちの怒りを引き起こしている。

メキシコ社会保障協会は10月7日、ボチルの農村地域に住む 57人の 十代の学生が中毒症状で地元の病院に到着したと述べた。研究所によると、「微妙な」状態にある学生1人は州都の病院に移送され、残りは安定していたという。

ソーシャルメディアで拡散された動画には、制服を着た十代の若者たちを抱えた大人が不安な叫び声を上げながら病院の廊下を走る混沌としたシーンが映っていた。

学生たちはコカイン等、すべての違法薬物の検査で陰性であると判明している。

9月23日以降、地元メディアは、タパチュラ市で数十人の学生に影響を与えた集団中毒の過去 2件を報じた。