米国大統領、陰性確認から3日目にまたもコロナ陽性に

 

(※) 以下はそのことを伝えた米政府の文書です。


バイデン氏、新型コロナ再び陽性

日本経済新聞 2022/07/31

米ホワイトハウスは30日、バイデン大統領が新型コロナウイルスの検査で再び陽性になったと明らかにした。大統領主治医は「症状は再発せず、体調はとても良い」と説明したが、隔離を再開する。バイデン氏は27日までに陰性となり、対面形式の執務を再開したばかりだった。

バイデン氏は30日午前の検査で陽性になった。主治医は新型コロナの重症化を防ぐための飲み薬「パクスロビド」を服用すると、まれに再び陽性になるケースがあると説明。現時点で治療を再開する必要はないと指摘した。バイデン氏はパクスロビドを服用していた。

バイデン氏はツイッターに「私は執務を続けており、すぐに地方回りを再開する」と書き込んだ。ホワイトハウスは30日、バイデン氏が8月2日に中西部ミシガン州を訪れて半導体産業に巨額の補助金を投じる法案をテーマに演説すると発表したが、取りやめる可能性がある。

11月の中間選挙に向けてバイデン氏は地方遊説を増やしたい考えだ。隔離期間が長引くほど有権者にアピールする機会を失い、与党・民主党にとってマイナスに働く公算が大きい。