[「強風」「低温」「日照不足」の三重苦 オホーツク海側の農家は天候不順に悲鳴]という北海道の報道

 


「強風」「低温」「日照不足」の三重苦 オホーツク海側の農家は天候不順に悲鳴 タマネギの価格高騰が続く

HBC 北海道放送 2022/06/10

タマネギの価格高騰が続いています。オホーツク海側の農家では去年の雨不足に続き、今シーズンも日照不足に低温と悩みはつきません。北見の常呂町の農家中島賢人さんの畑ではビートとタマネギを育てています。

高騰が続くタマネギ、原因は去年の記録的な雨不足で、中島さんの畑の収穫量も例年の半分以下でした。

常呂町の農家 中島賢人さん
「去年もあまりいい物が取れなかったので、『今年こそは』と思って頑張ってはいるのですが…」

今年こそはと意気込む中島さんですが、今年もすっきりしない日が続いています。

常呂町の農家 中島賢人さん
「毎日毎日『あしたは天気になるかな』とか…いつまでこの寒さが続くのだろうとばかり考えている」

4月下旬には強風で苗が叩きつけられたほか、9日までの10日間の平均気温は平年より5度以上低くなりました。さらに、9日までの10日間の日照時間の合計は14.7時間と過去最少。強風、低温、そして日照不足の三重苦です。

常呂町の農家 中島賢人さん
「前みたいな低温がまた来てしまうとどうなるのかなと不安がすごくあります」

恵みをもたらす天候はいつ戻るのか?

畑と空を眺める中島さんの日は続きます。