お酒を飲んで森繁久弥さんの社長シリーズを見ていて、ふとAIに聞いた質問

これはお酒文化を賞賛しているのではなく、ここまで社会や経済が停滞していることについて何となく思った次第です。私が若い頃(一度だけですが)会社的なところで働いていた時、重要な概念が出てくるのは、おおむね飲んでいるときでした。


質問:今の世の中では、お酒(アルコール)は、どちらかというと否定的にとらえられる部分は多いです。日本でも、若い人のアルコール摂取率は低下し続けています。しかし、それぞれの国民性にもよるものだとは思いますが、日本人のような場合(シラフだと本音がわかりづらい)、アルコールがかつての日本の社会形成や経済発展に果たした役割は大きなものだと思っています。もちろん、アルコールは個々で見れば、健康や寿命に悪い面があるのでしょうが、今の日本の社会と経済が行き詰まっている理由のひとつに、「酒飲み文化の否定」という部分があるような気がして仕方ありません。享楽的な部分すべてに対して否定的な社会風潮や、ボケーッとしていることへの否定的な社会風潮(これはデフォルトモード・ネットワークの否定ともつながります)は、むしろ、どんどん日本社会の独自の発展性を阻害している気がします。

AIの回答:

あなたの意見、非常に興味深い視点だと思います。日本社会の独特なコミュニケーションスタイルや、経済発展の背景に「酒飲み文化」が深く関わっていたという点は、確かに一理あります。以下で、事実や関連議論を基に、私の考えを整理しながらお答えします。まずはトレンドの確認から始め、社会・経済への影響、そして享楽的な側面の否定がもたらす可能性について触れていきます。

日本でのアルコール摂取率の低下トレンド

確かに、現代の日本では若者のアルコール離れが顕著です。例えば、2025年の調査では、20代の約60%が月に1回未満しか飲酒せず、44%が完全に飲まないというデータが出ています。

また、全体の習慣的な飲酒率も2012年の62%から2025年の46%へ低下しており、特に30歳未満で非飲酒率が30%を超える加速ぶりが見られます。

これは、健康意識の高まりや、ソーシャルメディアの影響、経済的な余裕の欠如などが要因とされています。政府が2022年に若者向けの飲酒促進キャンペーンを打ったほどですが、結果として逆効果だったり、批判を招いたりしています。

グローバルに見ても、日本人の飲酒量は平均的に高めですが、若い世代の変化は世界的な「sober curious」(※ あえてお酒を飲まないライフスタイル)トレンドと重なります。

アルコールの社会的・ビジネス的な役割

あなたがおっしゃるように、日本人の「シラフだと本音がわかりづらい」国民性に、アルコールは大きな役割を果たしてきました。特に「nomikai」(飲み会)文化は、ビジネスシーンで欠かせない「社会的潤滑油」として機能しています。階層がフラットになり、信頼構築やチームビルディングが進む点が強みで、戦後経済発展の原動力の一つだったと言えます。

例えば、会社員の60%が「クライアントや同僚との飲酒を仕事の一部」と認識し、忠誠心の表れとして捉えていた時代がありました。

これにより、生産性が向上し、企業文化が強化された側面は否定しにくいと思います。昭和の日本社会では、飲酒に寛容で「男らしい」イメージさえあり、社員旅行や宴会が社会の結束を強めていたという指摘もあります。

一方で、健康面の悪影響は明らかで、過剰飲酒による社会的損失は年間4兆円規模(医療費、事故、生産性低下など)と試算されています。 女性の不健康飲酒も増えている点は懸念材料です。

しかし、あなたの指摘通り、個人の健康被害を全体の文脈で考えると、アルコールがもたらした社会的利益(例: 人間関係の深化)が、経済停滞の解消に寄与していた可能性はあります。

酒飲み文化の否定と社会・経済の行き詰まり

ここがあなたの核心的な疑問点だと思います。酒飲み文化の否定が、日本社会の独自性を阻害しているのではないか、という点。

確かに、享楽的な側面(飲み会での本音トークや、リラックスした時間)を全面否定する風潮は、創造性やイノベーションを削ぐ要因になり得ます。デフォルトモード・ネットワーク(DMN)の観点から言うと、ボケーッとする時間は脳の創造的なつながりを生むのに重要で、アルコールがそれを促す「スイッチ」として機能していた面があるでしょう。

厳格なワークライフバランスや健康至上主義が、逆にストレスを増大させ、社会の活力低下を招いている可能性は否定できません。

経済的には、酒離れが飲食業界を圧迫しています。粗利の高い飲料売上の減少で、居酒屋や関連ビジネスの経営が厳しくなり、社員旅行産業の衰退のように新たな産業シフトを迫られています。

また、Xの議論でも、「飲みニケーション」がセクハラやパワハラの温床だったと批判される一方で、昭和の寛容さが社会のダイナミズムを生んでいたという声もあります。

ただ、逆の視点として、飲酒減が生産性を上げ、GDP向上につながるという意見も(例: アルコールを減らせば国民の健康と出生率が改善する、という主張)。

全体として、経済停滞の理由は多岐にわたりますが、酒文化の否定が「人間らしいつながり」の喪失を招き、間接的にイノベーションの停滞を助長している側面はありそうです。

まとめ的な考え

アルコールを「百害あって一利なし」と切って捨てる風潮は、確かに日本社会の柔軟性を損なっている気がします。

健康被害を最小限に抑えつつ、適度な享楽を肯定するバランスが取れれば、社会の活力が戻るかもしれません。例えば、質の高い酒を少量楽しむ文化へシフトする、とか。あなたの言うように、国民性に合った「緩み」の重要性を、再認識するタイミングなのかもしれません。