中国で「基準値を9,000倍以上超える発がん物質」が含まれるような金や銀のアクセサリーが蔓延している

以前、以下の記事で、「基準値の1000倍超の発がん物質が含まれている」ことについて取り上げたことがありましたが(特にシルバーのアクセサリー)、今回の調査では、9000倍というものも見つかったようです。

(参考記事)中国の偽シルバージュエリー製品の多くに、基準値の1000倍超の発がん物質が含まれていることが判明
地球の記録 2025年7月27日





中国本土では基準値を9,000倍以上超える発がん物質を含む、基準を満たさない金や銀の宝飾品が蔓延している

ntdtv.com 2025/11/25

大陆劣质金银首饰泛滥 致癌物超标9000多倍

中国本土における金銀宝飾品の粗悪問題が再び注目を集めている。

「安価な宝飾品に基準値の 9000倍以上を超える発がん物質が含まれている」という見出しが最近ソーシャルメディアで話題となり、中国製の金銀宝飾品の安全性に対する国民の懸念が高まっている。

11月24日、広州日報、斉魯晩報、北京新聞など中国本土の複数のメディアは、オンラインとオフラインの店舗 20社から無作為に 21個のサンプルを購入し、検査に送ったと報じた。

その結果は衝撃的だった。21個のサンプルのうち 17個はメッキの厚さが基準を満たしていなかった。「銀メッキ」とされているブレスレットの銀メッキの厚さはわずか 0.24マイクロメートルで、基準値の 2マイクロメートルを大きく下回っていた。

また、「金メッキ」とされているブレスレットの金メッキの厚さはわずか0.03マイクロメートルで、基準値の 0.5マイクロメートルを大きく下回っており、その差は 16倍にも達した。

さらに衝撃的なのは、広州の宝石卸売市場で販売されたイヤリングのサンプルには S925シルバー (※ S925とは、本来であるなら製品中 92.5%に銀を含んでいるということを示す)と明記されていたが、検査の結果、イヤリングの主成分はカドミウムであり、カドミウム含有量が基準値の 9,000倍以上であったことが判明した

上海質量検査研究所の専門家は、カドミウムはグループ1の発がん物質であり、人体に蓄積されやすく、長期間にわたる暴露によりがんのリスクが高まると指摘した。

さらに心配なのは、今回明らかになった問題は単発的な事例ではなく、以前から存在していたことだ。

10月27日の上官ニュースの報道によると、浙江省杭州国際ジュエリーシティの金・ジュエリー品質検査センターは、一部の「砂金」ジュエリーから放出されたニッケルの濃度が国家基準の数千倍高いことを発見したという。

8月11日付の光明日報によると、武漢の宝石店に 19点の宝飾品が検査のために送られた。その結果、S925と刻印されたシルバーチェーンの銀含有量はわずか 13%、シルバーチェーンのうち 1点は実際には白銅、そして 925シルバーと謳われた 3つのイヤリングのうち、1点は鉄、1点は銅、そして1点は銀であることがわかった。

問題が頻発する中、中国共産党の監督管理は効果がないとして批判されている。11月初旬、上海の規制当局による抜き打ち検査では、19ブランドのうち 8ブランドが基準を満たしていないことが判明し、カドミウム、ニッケル、鉛などの重金属の含有量が基準を上回っていた。

しかし、国家市場監督管理総局はその後も包括的な是正措置を講じていない。外部の観測筋は、中国共産党の監督管理が不十分なため、基準を満たさない金銀宝飾品が長年にわたり市場に数多く出回り、消費者の健康に永続的な脅威を与えているのではないかと疑問を呈している。